SLEUTH 【探偵】
出演: Jude Law, Michael Caine
"ゲームをしよう"。それは単なる'遊び'なのか。それとも'駆け引き'なのか。犯罪小説家のアンドリュー・クイン(Michael Caine)。彼の美しい妻と不倫関係をもつ青年ティンドリーニ(Jude Law)。愛する女(ひと)をめぐって、彼らは"ゲーム"を始める。初めはクインの勝利かと思えたが、思いがけないティンドリーニの'復讐(revenge)'が待ち受けていた。'2回戦'までの結果は1-1の引き分け。勝敗を決める'第3回戦'。'勝つ'のは、一体…。
この映画の面白いことは、2点あり。まず、出演者がこの2人しかいないこと。美しい妻(マギー)も写真でしか現れない。とにかくこの2人の間での"ゲーム"に焦点が集められています。
そして、話の舞台がアンドリューの自宅(敷地内)であること。それ以外の場所には移動しません。つまり、登場人物、舞台共に固定されているのです。
また興味深いのは、アンドリュー宅のインテリア。色彩乏しく、冷たい印象を与える部屋。美しい妻がコーディネートした割にはなにか寂しい。これは何か意味が隠されているのかも。
話は…途中までは予想しやすい、というのが正直なところ。ただし、ラスト20分ぐらいの展開は予想できない上に、少々理解に苦しみます。1回観ただけじゃ足りないなぁ、これは。
さて、俳優さんの話に移りましょう。まず、Michael Cain。この作品で初めて出会った俳優さんです。イギリスでは大御所のようですね。演技さすがに上手いです。頭の回転の速い小説家、かと思いきや非力な老人になったり真意を読めない怪しげな人物に戻ったり。寂しさが溢れる目をしたり。流れるようにその人柄を変えていきます。
そしてJude Law。今回はブロンドで登場。似合いますねー。いつもは髪短いですが、長いのもお似合い。次にファッション。シャツ、ベスト、ジャケット、とここまで見ればformalな感じですが、ボトムにデニム!!Niceなカジュアルダウンです!デニムは濃紺色ストレート。すごくすっきりまとまってます。スゴイなー。
狂気に満ちた演技が素晴らしく上手い。加えて、妖艶な笑みと話し方。見ている側がホントに気が変になったのでは…と心配したくなるけど、時折見せるその冷たく妖しい視線に釘付けになりました。Jude Lawさんは見方によると女性にみえます(驚きの発見!!)。ホントに。
なぜtitleを"SLEUTH "にしたのか。「互いに"探り"合う」ということを意味しているのですかね…?
それでは、最後に映画からのセリフを
―Faint heart never won fair lady. (気絶するような男に美女は射止められないよ)
アンドリューからティンドリーニに向けて
Bunbunさんの映画に関するコメントいつも感心します。
返信削除本当にいろんなところを見てるね
見習います!!